WEBデザイナー?WEBオペレーター?それってどんな仕事?
そんな仕事内容について漠然としたまま在宅で仕事がしてみたい!という思いだけで主婦としてもWEB業としても初心者だった私の1ケースをご紹介します。
未経験は厳しい、20代じゃないと就職できない、実務経験がないと相手にされない、稼げない、そんないろんなことを各方面から伝えられながらも、失敗したって笑いに変えて生きていけばいいじゃないかと開き直ってマイペースに挑戦しています。(現在丸4年目)
現実的なところを、他にも志を持っている方のお役に立てばと思います。
40代の未経験主婦からでもWEB業務に参入できた!
ご存知かもしれませんが、実務ではWEBデザイナー含め、WEB関連業務にはかなりの幅があります。
結論、WEB関連職種には携われることができたものの、業務もいろいろ、収入加減もいろいろ、雇用形態・受注方法もいろいろ、いきなりベテラン同様の待遇とはいきませんが、一応参入できました。
WEBデザイナーにとって、WEBページの構成をひとつひとつ考えて制作する仕事ですが、ページ数は案件によってバラバラで1ページの時も100ページの時もあります。その構成を魅力的にWEBページに表現するのがメイン作業にはなりますが、あくまで極々一部の作業で、その他にも素材を探したり、バナー・サイト内の画像・効果的なアイコンやイラストを作成したり、SEO対策を講じたコーディングなど、制作会社によって担当する作業にも幅があります。
WEBデザイナーと言われる職種の求人は、その会社で担当する内容が異なってくるので、バナーをひたすら作る仕事、ロゴだけを作る仕事、メルマガだけを作る人、キャラクターデザインをする人など、求められるものは各々です。
WEB関連業種には確かに若さを求められている空気があります。しかし、就活中・仕事先で出会った方々は中堅世代も多く、30〜40代も中心となって活躍されている方々がたくさんいました。
一番お伝えしたいのは、どんな人でもいきなりベテランになることはできませんが、未経験でも、主婦でも、若手じゃなくても、自分のペースでできる業務を目指せば、少しずつWEBデザインに携わることができるということです。
まずは入口について
WEB業への入り口にはたくさんの種類があります。
若ければ未経験でも採用してくれる企業もあります。
何かしらの知識・経験がないと面接する機会ももらえない中堅世代は、やはり最初は学ぶ必要があります。そして、私が現場で出会った方々には傾向がありました。
●DTPの制作経験者
●独学で実践を積み重ねてきた人
●スクールに通った人
独学で学び素敵なサイトを制作する方はたくさんいますが、やはり目的意識が明確になっていることは有効であることから課題やコースプランが設定されている何かしらのスクール・教材を利用することが効率的です。
スクール選びもまたそれぞれのコースや費用・アフターフォロー内容を調べたり悩ましい部分でもありますが、多くの方法の中から代表的なもの、自分が通ってもいいと思えるスクールをご紹介します。
WEBデザインを学べるスクールおすすめ3選
誰かに聞けると安心!まずは受講が可能なスクールがあるか検討してみましょう。
職業訓練学校
自分はまずこちらの『WEBサイトクリエーター科』という講座を受講しました。
それまで勤めていて雇用保険に加入していたので、ハローワークでその存在を知り、転職のタイミングで応募・受講させていただきました。
大抵応募者が多いので、受講希望の場合はその前からどんな講座がどのタイミングで開催されているか調べておく必要があります。大体、開催月の前々月に募集され、前月に合否連絡がきます。
私の場合は子供を保育園に預けていたので、保育理由を就業→通学に変更して、子供を預かってもらいながら通学しました。子供が1歳児クラスでしたので常時バタバタで、学習時間も通学時しか取れませんでしたが、逆に高い集中力を持ち、最低限の知識をしっかり理解できたと思います。
ここでHTML/CSS/PHP基礎/Photoshop/Illustrator/Brackets/DreamWeaverの操作を教えてもらい、理解すると言うよりは体に叩き込む感じではありますが、『習うより慣れろ』がまさに近道だと納得できます。
ここの先生方・スタッフ方には本当に感謝しています!
講座によって異なる部分もありますが、メリットは給付金を受けながら学べる可能性があること、保育園に子供を預けて通える場合もあること。
デメリットは申込と合格不合格に左右されるので、いつでも誰でも受講できるわけではないこと。
職業訓練学校は本当にいろんな講座・それぞれの学習期間・開催場所・習得内容があるので、下調べが大事になってきます。地域によって異なる部分もあるので、まずはお住まいのエリアのハローワークで情報収集してみてください。
職業訓練の学校での経験については、また追々別の記事でお伝えいたします。
SHElikes
こちらは比較的新しめのサービスではありますが、なんといってもサブスクで始めることができるので費用面でのハードルが低いことがポイントです。
また、WEBデザインだけではなく、プログラミング、マーケティング、ロゴ制作、ライティングなど、WEB業務に多方面からアプローチできる内容が充実しています。
人によって考え方は異なりますが、高い費用をかければ習得できるものではないと思います。
少し携われるようになってから分かったことですが、WEBデザインには実に様々な知識が必要です。
デザインツールの使い方は当然として、UI・UXを考慮したデザイン、SEOの知識、デジタルマーケティングについて、GoogleAnalytics、SearchConsoleの利用、WEBサイト制作の全貌の流れ、クライアントとのすり合わせ方法など、多角的に理解していくことが将来的には必要になるため、サブスクで一つずつ関連講座から受講していくことは理にかなっていて、自分のペースで幅広い知識を得ることができます。
思っていた仕事ではなかった、やりたくなくなったなんていう時もサブスクなら痛手も最低限!
個人的には、新しいことを始めるにあたっての敷居が低いことは非常に大事なメリットです。
デメリットについては学習ペースは自分にかかっているので習得できたといえるレベルになるには自分の意思の力が欠かせないことです。まずは飛び込んでみたい方におすすめです。
デジハリ
通学もできてオンライン学習もどちらもやっているデジハリは、講座の種類も充実しています。
WEBデザイン講座だけでもその中にデジタルマーケティングやGoogleAnalytics・ライティングなどより実践的な授業が組み込まれており、Javascriptにも時間を割いていてしっかり身につけば現場でかなり役に立つ内容になっています。
別コースではありましたが、Wordpress・PHPにフォーカスした講座や、撮影・動画編集など最終目的地がエンジニアやクリエイターの方の入り口としても充実した内容でした。
勉強しながらコンペに参加したり、現役デザイナーの指導を直接受けることができるのは非常に高いメリットではないでしょうか。
メリットは充実した講座の種類・魅力的な講師陣と通学もオンライン学習もできるスタイル・受講生向けのレンタルサーバーサービスやAdobe学割など多岐にわたります。
デメリットは多少のまとまった費用が発生すること。関東圏には通学できる校舎が多いのですが、地方都市には少ない印象です。
WEB業に必ずシフトして生きていくんだ!と決意された、首都圏近郊にお住まいの方におすすめのスクールです。
まとめ:まずは基礎知識を習得、その次は小さな仕事から始めよう
世の中にWEB関連業務のスクールはたくさんありますが、今回は未経験の主婦に向けて、現実的に通えるであろうスクールをご紹介しました。
できそう、無理そう、どうなんだろう、職業の選択には迷いがつきませんよね。
実際WEB関連の制作会社も大なり小なりたくさんありますが、その企業によって業務の回し方は異なる部分もあり、業務過多な現場もよくあります。エンジニアでも単価は上がるものの、休日返上で対応なんていう話も聞きます。
お客様商売なのでお客様都合に振り回されることもなきにしもあらず、そして公開された後には不具合は許されない緊張感などもありますが、やはり中心にあるのは楽しいお仕事だということです。
またWEB業務は在宅勤務・時短勤務・週3勤務などと相性がとっても良く、主婦にとってありがたい環境です。個人的には目指してみて本当に良かったと思います。
在宅勤務が可能なお仕事はWEBデザインだけではありませんので、また別の記事でまとめたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです!
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