心に残る個別株運用の初心者向け書籍 3選

勉強になる書籍で知識が増える楽しさを

私はもともと読書は好きな方ですが、今はフルタイム勤務と子育てで読書の時間もなかなかとれないながらも気になるものを適当に図書館で借りたり購入したりして読むようにしています。

その中でも資産運用関連で、心に残っている3冊をお勧めさせてください。
どれも読んで良かった!と思い、数年経っても読んで良かったと思える書籍です。

1.は日本株についての内容、
2.は米国株についての内容、
3.はウォーレンバフェットの銘柄選択への考え方についてです。

資産運用といっても本当に色々あり、初心者向けには投資信託がいいという考え方もあります。
私自身が投資信託の良さよりも先に個別株の魅力に楽しみを覚えてしまったので、より心に残っているのだと思いますが、「個別株での資産運用を始めてみたい」という方にお勧めです。

もちろん興味のわいた本から読んでいただいて全く問題ありません。

ただ、私のおすすめとしては初心者の方であれば、ぜひ、(1)→ (2) → (3) の順で読んでほしいと思います。

1.日本株の良さ、2.米国株の良さ、3.バフェットの思考に触れることで、ぐっと個別株を身近に感じていただけるのではないでしょうか。

(1) オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資

サブタイトル:ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!

著者:長期株式投資さん
出版:KADOKAWA 2022.2

こちらは日本株の運用についての内容です。

サラリーマンである著者さんが少ない元手からコツコツと日本株で資産を増やすことができた流れとその方法が丁寧に書かれています。

投資基準としては、できるだけ潰れなさそうな高配当の安定企業に長期投資するという内容で、私の目指すところだったため、ドンピシャで刺さりました。

著者さんは書籍の中で保有株の銘柄を惜しみなく公開しているので、自分の欲しい銘柄と同じ企業がお勧め銘柄に出ていて目指す方向が間違っていないことに安堵し、背中を押された形になりました。(あまり当時は保有していなかったので)

基本的に人の話を鵜呑みにはしない私ですが、自分の考え方と同じような内容で成功されている方がいるのは心強く感じました。

みんな最初は初心者ですし、大抵の方はサラリーマンですよね。

サラリーマンで限られた収入をやりくりし、自分の節約で元手を捻出、その地道な作業を長年にわたって努力するしかないという当たり前のことをしっかり理解できました。

節約して元手を少し貯める、買える範囲で安定企業の高配当銘柄を買う、節約して貯める、分散して他の良い銘柄を買う。

この繰り返しで工程や作業自体は地味なものですが、私は安定(していると信じている)企業で高配当に加えて、応援できるような事業内容だったり、この社会に必要と思える企業、自分が働きたいと思うような魅力的な企業を選んでいるので、最低単元株数でも株主になれるとすごく嬉しいです。

日本株は100株単位での購入のため大手企業でも株購入に100万円くらい必要なところもありますが、10万円程度でも購入可能なものもありますので、こちらの書籍を読んで、自分にちょうどいい日本個別株を選んでみてはいかがでしょうか。

※証券会社によっては1株から日本株が購入できるものもありそうで、今度こちらはもっと調べてみたいと思います。

(2) バカでも稼げる「米国株」高配当投資

著者:バフェット太朗さん
出版:ぱる出版 2018.5

こちらは米国株投資がお勧めされていて、とっつきにくいと思っていた私を米国株の世界へと背中を押してくれました。

米国株は日本の証券口座と別にまた準備が必要だったり、日本円を外貨にしたりする手間があり確かにちょっと面倒ではありましたが、準備ができればそのあとは実に簡単!

なおかつ米国株は1株から購入でき、低価格での取引が可能なところが魅力です。
株主優待がない代わりに、配当重視の企業が多く、配当を増やし続けていることも珍しくない事実。

もちろん取引開始時の為替によるリスクはありますが、配当がドルでもらえるというリスクヘッジ。

追加購入したい時や旅行に行く時は円高を切望してしまいますが、円安でもちょっと嬉しいというメンタル安定保険になってくれます。

さらにこの本で学んだことは、米国株は1株の株価がそんなに高くないものがあるため、うまく株価くらいの配当がもらえる程度にまとまって保有できれば、再配当で株数を増やすことができるというもの。

なんでそれに今まで気づかなかったんだろうという仕組み!

とはいえ、配当金を多少まとまったものにするためには、多少購入株もまとまらないといけないのでここは節約して、計算して、頑張って購入というフェーズが必要になります。

元手がない私には多少時間がかかりそうですが、この仕組みはぜひ構築したいもので、学べたこちらの書籍に感謝です。

著者はちょっと辛口な物言いですが、米国株取引の心理的ハードルが下がる上、節約や運用のモチベーションも上がるのでお勧めです。

(3) 億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術

著者:メアリー・バフェット、デビット・クラーク
訳:井手正介、中熊靖和
出版:日本経済新聞出版社

初心者むけと言いながら最後のこちらはちょっと専門的。

専門知識を十分に持っていない私にはすんなり理解できない部分もありました。

ただ一番大事なこと、
「ロックオンした株を長期的に見守り、ひょんに価格が下落したタイミングで購入」
このバフェットさんのシンプルかつ大切なことを理解できる内容です。

良い企業は良い、でも割高に買うのではなく、相場より下がるタイミングを見計らい購入し、あとは保有だけしていれば、株価も上がり配当も上がるというもの。

シンプルですが難しいですよね。
その企業価値をどう見るか、どのような基準で判断していくかといった細かい方法が記されています。

最初は図書館で借りたのですがさわりしか理解できず、購入し直して長期戦で理解に取り組むことにしました。

誰もが知っている通り、バフェットさんは投資のプロです。
彼の投資会社の動きがまた株価に影響していたり、経済ニュースではよくお見かけしますよね。

そんなバフェットさんの銘柄選択への考えや想いに触れること、この上ない知識と感じました。

SNSなどでもいろんな詐欺が横行しているこのご時世、情報の取捨選択に慎重にならざるを得ないと感じていますが、投資のプロの方針にぜひ触れて、取り入れることができるものがあったらぜひ取り入れてみていただけると株を見る目もより洗練されていくのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

簡単そうでしたか?難しそう?

資産運用も投資も、新nisaもidecoも、ふるさと納税もなんでもやる前はさっぱり難しそうに感じてしまいますよね。
日本株や米国株投資もなんだか難しそう。私もそう思っていました。

百聞は一見にしかずです。

私は実用書はもはや教科書だと思っていて、読書=学びととらえています。

資産運用に限りませんが、読書するだけで知識レベルが上がるなんてとても楽しいですよね。
今後も色々な目線で学びを積み重ねていきたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

ホーム » Life/Childcare » 心に残る個別株運用の初心者向け書籍 3選

コメント

タイトルとURLをコピーしました