庶民的資産運用について

皆さんは資産運用をしていますか?

投資や資産運用ってなんか怪しいし怖い。。。

わかります。私もできれば1円たりとも損したくない主婦の一人です。
投資というと確かに詐欺もたくさん溢れているのが現状ですが、正当なものもたくさんあります。

私は少額ではありますが、最近とても運用が楽しくなってきました。もはや実益を兼ねた趣味です。

楽しいのは実現可能な資産運用のポートフォリオをデザインすること!
そして少しずつ実践すること!

不安はゼロにはならないかもしれませんが、自分にとって安全なラインをしっかり見極めて気をつけさえすれば、軍資金も急にゼロになったりはしません。

慎重派な私の運用への考え方を知れば、資産運用って楽しそう!やってみよう!と思ってもらえるのではないでしょうか。

※資産運用は自己責任になります。損失が発生するリスク・商品の内容をしっかり理解して納得した上で検討ください。資産運用は時間をかけるほどリスクを低くすることができます。

時間を制するものが資産運用を制する

20年を振り返り思うのは、新NISAができてよかった

私は40代半ばなのですが、資産運用歴はかれこれ20年ほどになります。

ボーナスのない派遣社員でしたので少額でも大変でヒィヒィしながら捻出した内容、今まで触れた資産運用を挙げてみます。

はじめはネット銀行が出来始めた時期で、オンライン取引ができたため海外旅行が好きだった私は最初の5年は外貨預金、日本円の少額定期預金。

外貨はUSDや豪ドル、アフリカランドなどを謎に買いましたがその時期は特に得も損もせず終了。

30代で勤務先の同僚のつぶやきから触発されつぶれなさそうな企業の日本株購入、最初の配当金がすごく嬉しかったものの税金を20%引かれて悲しみも同時に体験。配当金がないものでもいいかと迷走し、低額で買えた原油のETFを深く考えずに購入。

その後モチベーションが下がってほったらかしていたところ、途中で旧NISAが始まり非課税メリットありということで喜んで開始し、特定口座の日本株を売って旧NISAで購入。

非課税って素晴らしい!と小銭をかき集めて10万円くらいの日本株を数年に一度ちびちび増やす。

子供が生まれたのを機に、円定期預金の金利UPキャンペーンに釣られて、銀行さんにお勧めされた世界株式インデックスへの投資信託を毎月少額の積み立て契約をする。子供手当を学資保険に当て込み始める。

子供にいただくお祝いやお年玉をジュニアNISAで、おもちゃがもらえる優待目当てで日本株購入。

idecoが始まって仕事も再開していたので、非課税という言葉にそそられて日々の生活費に無理をして開始。

新型コロナで出かける予算が削減されたが余裕なく、ほったらかし。

新NISA開始で仕組みがよくわからないままほったらかしていたが、旧NISAで購入した株などが保有可能な5年を過ぎると課税の特定口座に移行されるということに2024年末に気付き、慌てて2024中に売ることができ新NISAで再購入、ほぼ再保有しています。

そこで初めて、私はほったらかしでいいのか!?と、再度人生をやり直すなら自分は何をどう買うだろうか、という視点で振り返りました。

⚫︎結論、新NISAで少額を少しずつ積み立てて手数料少ない商品で運用するのがいい!

本当にたくさんの方がお勧めしているありふれた通説なのですが、私も改めてこれがベストだなと感じています。

⚫︎手数料低めかつ手堅いおすすめ商品はいくつもいいものがある!

次は、私も実際保有しており、甲乙つけ難く&できればどれもたくさん欲しい!個人的に買ってよかった投資信託系の商品をご紹介します。

(ただ各企業の業績に応じた配当をいただけるのも運用の醍醐味(?)とも思うので、私は個別株も大好きです。年末から少額から米国株も初めてみました。それはまた別の機会にレポートします。)

利回りの比較

基本的にほったらかしていたポートフォリオ内容のそれぞれの利回りを確認しました。

テーブル配置予定

そうして、過去の運用実績を振り返ってみてようやく
「過去の私よ、少額でも買っててくれてありがとう!」
と思い、ざっくり利回りを振り返ってみました。

損益率は株価や為替の動きで上下するため、ざっくりここ最近の平均値です。

上から運用期間が長い順になっています。

ファンド名口座の種類期間現時点の損益率
世界経済インデックスファンド特定口座積み立て5年28%
ジパング企業債ファンド特定口座一括購入から4年放置-4%
楽天・全世界株式インデックスファンドideco積み立て3年半43%
楽天・全米株式インデックスファンドideco積み立て2年29%
SBI・V・S&P500インデックスファンド旧NISA
新NISA
積み立て半年、後1年半放置
積み立て1年
41%
4%
eMAXIS Slim 全世界株式
(オールカントリー)
新NISA積み立て1年4%

冷静に見ると、全ての投資信託で利益が出ているわけではないことがわかります。
長期保有していてもマイナスの企業債、、ただしこちらは株式中心のファンドのリスクヘッジにと進められた経緯があるので、目的としては仕方ないのかもしれません。企業債はもう少し様子を見たいと思います。

やはりポイントは
手数料が低くて、安定した利益を出してくれそうなファンドを選ぶ!
そして
長い期間で運用する!
ですね。

ハードルの高さは調整できる

ちなみに旧NISA時代に、SBI・V・S&P500インデックスファンドを積み立て購入していたのですが、「一日500円分購入する」という地味な500円貯金方式!

まさにコツコツとした積み立てでハードルを低くし、心配性の私でもトライできたわけです。

私は半年で旧NISAが終了し新NISAになったタイミングでしたが、計算上だと毎日500円積立でも1ヶ月20営業日程度で12ヶ月間で12万円の元本になり、さらにその後の1年半は複利が頑張り現在16万円強になっているという進捗です。

利益率だけ見ると素晴らしい成績。

もちろん損益率は日々動きがありますが、手数料低いファンドを長期運用することでマイナスリスクは減少していく傾向にあります。

逆にいうと短期的な利益を出すことはやはり難しいので、「時間を味方にする」これが運用の基本ですね。

積み立てには毎日いくら、毎月いくらというように申し込みをすることで、自動的に口座内で積み立てができます。申し込み方法もネットやアプリからとても簡単!

新NISAでは、毎日積み立ては成長枠扱い、毎月積み立ては積み立て投資枠扱いになるのですが、最初はどちらでも良いと思います。

私は成績の比較検証のために、少額ずつ毎日積み立ても毎月積み立てもしていて、購入ペースがどう損益率に影響するのか結果が出るのを楽しみにしています。

皆様も自分に飛べる程度の低めハードルを設定し、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
経済ニュースや世界の経済動向に興味が出てきて、利益とは別の目的でも楽しさが味わえます。

以上、庶民的資産運用の振り返りでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ホーム » Life/Childcare » 庶民的資産運用について

コメント

タイトルとURLをコピーしました