お子さんをお持ちの方で留学に興味ある方もいらっしゃると思いますが、何歳から可能なのか?どこの国が現実的なのか?どのくらいの期間なのか?色々と気になることは尽きません。
私自身まさに小学生の海外留学を検討中につき、色々調べていく中で自分なりに集めた情報が誰かのお役にたてば嬉しいなという思いからまとめることにしました。
ただ、今回は英語環境での留学を考えているため、英語メインで教育を受けることができる視点で情報収集しておりますので、人気ではありますがフランスなどヨーロッパ留学要素は除いています。
新型コロナのパンデミック以前と以後で変わったこともありますし、歴史的な円安だったり、世界規模での物価の高騰、今後も世界の状況は変わり続けると思いますが、また変わった後に記録として参考になれば良いなと思います。
今から子供を留学させたいなと思う方の参考になれば嬉しいです。
留学の種類
以前は留学というと、高校教育の中での交換留学だったりサマープログラム、志し高いお子さんの海外の大学進学や留学などがメインでしたが、近年は小さい子供でも留学することが珍しいことではなくなってきました。
小学生・中学生・高校生・大学生で目的や求める内容が異なってきますが、まずはざっくりした留学の種類からその特徴・ハードルを考えます。
サマープログラム
夏休みが長い日本の教育スタイルにちょうど良いのがサマープログラムですね。1週間から1ヶ月と期間も選びやすく、机に向かって勉強することだけではなく現地でのアクティビティが盛り込まれていることが多いのですが、国によっては小学校高学年から大学生であれば親が付き添わずとも単身で行くこともできます。
好きな国・体験してみたいアクティビティで選べる点、長期留学を検討してされている場合のお試しとしても丁度良いプログラムかもしれません。
小学校低学年以下の子供の場合は、どうしても保護者の付き添いが必要になりますので、親の都合のつく期間内で親子参加型のサマープログラムを探すことになります。
あくまで季節限定のプログラムですので、帰省感覚で現地のご家庭へホームステイにトライすれば、より夏の思い出として貴重な経験になると思います。
語学留学
語学留学は近年いろんな国で日本人の受け入れが進んでいます。
日本から行きやすい国はアメリカ・イギリス・カナダ・ニュージーランド・オーストラリア・マルタ共和国・マレーシア・インドネシア・フィリピン・フィジーなどなど。アメリカでもサンフランシスコやLA・NYサイドでも実に様々な学校や環境を選ぶことができ、行きたいところばかりで国選定には迷ってしまいますよね。
私は社会人になってから半年のハワイ語学留学を経験しましたが、当時は円高だったのと日本から近いというのが決め手になりました。
ハワイの語学学校には当然日本人や韓国人が多く、ヨーロッパからの学生は20%程度でしたが、いろんな国籍の生徒がいる授業はいつも新鮮で「私の当たり前は当たり前じゃない!」という驚きと知らない世界に触れることができるエキサイティングな時間でした。
語学学校は子供もコミニケーション可能な3歳くらいから対応している学校もありますし、1週間から1年くらいの長期でも通えるので行き先含め選択肢がたくさんあります。また語学学校なので英語力が低くても問題なく、各レベルに応じたクラスを選んでくれるのでどんな子供でも無理なく参加できると思います。
インターナショナルスクール・現地校への入学
現地の公立校に入学するのは親のビザだったり学区など様々な条件が必要だったり、英語を主としない国では現地の言葉で授業が進むことを考えると、一般的に外国人が通うことになるのはインターナショナルスクールか英語メインの現地私立学校が選択肢に上がってきます。
インターナショナルスクールであればどこの国であっても基本は英語で多国籍かつ英語力が高くない子供向けのESL(English as a second language=補習コースのようなもの)の用意があるスクールもあります。ただ、学校自体をいくら気にいっても最低限の英語力があり入学試験にパスしないと入学できかったりESLがない学校もあります。
インターナショナルスクールが国際色豊かなのに対して、私立校はエリアによって多い少ないはありますが、ローカル色が強かったり中華寄りだったり、校舎の規模から教育方針まで様々です。遠方への留学を検討している方には現地視察もハードルが高いと思いますが、現地視察でもオンライン視察でも受講生の体験映像やコメントでもあらゆる観点から情報を得て、学校検討と選定が必要です。
短期留学を受け入れている現地校も少ないながらありますが、基本的には1年間〜数年通うことを前提とされています。
ここでは英語を学ぶのではなく英語の環境で現地の科目を学ぶことになるので語学学校よりおそらく勉強自体大変になること間違いありませんが、その分深く海外教育を体験できます。
親子留学
一番最初、親子留学というキーワードでリサーチを始めた私ですが、親子留学といっても様々なパターンがありました。
一般的に親子留学というと、「子供が一人で行けない年齢で親と共に留学に行くこと」ですが、以下のパターンに応じて学校選定なども変わってきます。親が学生のパターンだと自ずと語学学校および親子参加型のサマープログラムという選択肢になります。
- 親も子供も学生として留学する
- 親が学生・子供は付き添いで保育施設で過ごす
- 子供が学生で親は付き添いのみ
もちろん親にも子にも学びになること間違いなしですが、それ以上に親子でかけがえのない貴重な時間を過ごすことができそうです。留学することに回数制限はありませんので、子供の初めての留学にはベストですね。
期間別の概算授業料
どの留学も国やエリア・アクティビティの充実度や住環境によって予算は大きく異なります。
ただどこの国にも高額な学校・お手頃な学校は存在しており、あとは予算との兼ね合い、気にいったポイントのバランスなどで学校選定していくと思いますが、ざっくりとした標準期間別授業料をまとめました。
留学期間 | ざっくり学費 |
2週間 | 18万円 |
1ヶ月 | 35万円 |
2ヶ月 | 70万円 |
3ヶ月 | 100万円 |
6ヶ月 | 200万円 |
9ヶ月 | 250万円 |
私の語学留学時に体感したことですが、予算いくらだとマックス○ヶ月の滞在が可能と留学自体が具体的になりますし、予算が全てになりますので、どのくらいあれば・・・など参考にしていただければと思います。国別の相場・長期留学における年間単位の費用については別の記事でもっと細かくアプローチしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
コメント